中国整体とは
推拿療法とは、鍼灸(しんきゅう)、漢方とならぶ中国伝統医学三大療法の1つで、日本式に表現すると総合的な整体術といえます。唐の時代に朝鮮や日本にその技術が伝わり、時代の流れとともに世界各地に広がり、手技による整体法の分野では、中医推拿がその源流であり、最高峰です。
本場中国では三千年以上前から臨床と研究を重ねており、安全性・即効性があることが
特徴で現在では世界60ヶ国へ広まり、国際的にも注目されています。その為、
現在中国では病院で外科から内科的疾患に至るまで様々な場面で活用しています。
症状に応じて推(おす)、拿(つかむ)、捏(こねもむ)、按(おさえもむ)、摩
(さする)、拍(たたく)等の手法を使い分け、組み合わせることにより施術を
行います。人間が本来持っている自然治癒力が活性化し、ケガや病気が快方へ
向かい、新陳代謝が促進します。継続することで、体質の改善も期待できます。また、
筋肉や靭帯といった身体の構成の基盤となる骨格や関節に適した調整に優れており、
気(体のエネルギー)や血の巡りを良くし、新陳代謝を高め、人間が本来持っている自然治癒力を引き出し、快方へと導いていきます。
 
特徴として
1.脈診をします。脈を診ることで、自分で気づいていなかった身体の小さな変化やシグナルをキャッチするので、表面に現れている症状だけではなく、その原因も把握できる場合が少なくありません。
2.指鍼(ゆびはり)で、その症状に適したツボに指で刺激を加えて経絡の滞りを解消し、バランスを整えます。肩こりや目の疲れ、ストレス、偏頭痛、便秘、不眠、腰痛、胃の不調、更年期障害等、生理痛や生理不順、便秘、冷え性、悩みに合わせてツボを使い分けます。
3.乳児・小児や妊婦等の施術も行えます。
 
 
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